マクロビオティックとベジタリアン   

マクロビオティック実践者の方はすでにお分かりかと思いますが、
マクロビアン(マクロビ実践者のことをこう呼びます)とベジタリアンは異なります。

私のブログにはたびたびベジタリアンの言葉が出てくるので
今日は簡単に説明しておこうと思います。

まずベジタリアンについて。
共通認識として、お肉を食べません。
そして細かな点においていろいろと種類が分かれます。

・lacto-ovo-vegetarian
lactoとは主に乳(製品)を指し、ovoは卵を指します。
ですから↑これはお肉は食べませんが、乳製品や卵は食べますという人たち。
ベジタリアンというと、このタイプが一番多いようです。

・lacto-vegetarian
お肉は食べませんが、乳製品は食べますという人たち。

・ovo-vegetarian
お肉は食べませんが、卵は食べますという人たち。

・vegan
動物性は一切摂りません(魚も)。完全な菜食主義の人たち。

このほかお肉は食べませんが、魚は食べますという人たちや、
frutarianといって食べ物のいのちを殺さずに
収穫できるものだけを食べる人たちもいます。

ですからベジタリアンというと動物性の有無がそのポイントになります。


さて、マクロビオティックはというと、、、
マクロビオティックは動物性を完全にダメといっているわけではありません。

寒い寒冷地に住んでいる人や、激しい肉体労働をしている人など
個人の置かれている環境や選択によって動物性の有無を選択できます。

そしてベジタリアンと一番異なるポイントは
陰陽という考えにおいてです。

例えば、ベジタリアンであれば
季節に関係なくトマトやナス、バナナなどを食べると思います。

しかし、マクロビオティックの観点からすると
これらの食べ物は熱帯原産→つまり体を冷やし、緩める働きをする食べ物だと考えます。

ですから夏の暑い日に少量食べる分にはいいかもしれませんが、
冬には食べません。

もう少し詳しく言うと、トマト、ナス、バナナなどは
極陰性(陰性の中でもさらに陰性が強い)と見なされます。
熱い夏でもこれらの極陰性の食べ物は、
体を冷やしすぎ、緩めすぎる傾向があります。
ですからできるだけこういった食品を食べるのを避けます。

熱帯地方に住んでいる人ならその土地にできた
極陰性の食べ物をとっても問題ないでしょうが、
温帯の日本やアメリカでそのような食べ物をとると
体を冷やしすぎて、緩めすぎて、体調不良を招くと考えるのです。

なのでこの陰陽という考えに基づいて
自分が食べるべき物を判断するというのが
マクロビオティックの考え方です。


ちなみにナスの話が出ましたので余談を。
日本では「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉がありますね。

これは秋茄子というおいしいものを
嫁に食わせるものかというお姑さんの意地悪ではなくて
秋というだんだんと寒くなる時期に
お嫁さんがナスを食べて体を冷やして
悪い影響(子供ができなくなるとか)が出るのを
恐れてできた言葉だと聞いたことがあります。

また生理に問題がある方は生理前1週間くらい前から
ナス科の野菜を避けたほうが良いそうですよ。(大森一慧先生の本より)

我が家もナスはこの一年ほど食卓にあがってません。
(>旦那様、ごめんなさい)

NYはどのレストランに行っても
たいていベジタリアンメニューがあるのでとてもありがたいのですが、
その多くが乳製品&卵付き。
要望を言うと聞いてもらえるところもありますが、
普通のデリなどで出来上がったものを買うときは
選択肢はあまりありませんね。

今日ベーカリーでいただいたvegetarian sandwichは
しっかりとナスとトマト入り。
私にとってナスは久々。
おいしかったけれど、バランスを崩すのがちょっと怖いので
しばらく陽性めのメニューにシフトしようかと思います。

私はまだ、今は自分の体の調整期間と思っています。
レストランでベジタリアンメニューといっても
マクロ対応でないところが多いので、
普通のメニューと同様、気をつけねばなりません。
[PR]

by shellpink42 | 2007-04-27 11:59 | macrobiotic

<< 病はありがたい (1) wall street tour >>