白砂糖を摂らない理由 6
2007年 06月 05日
恵比寿のクシマクロビオティックアカデミイに通っていたとき、
ある日の講義でパトリシオ先生がこんな話をされました。
パトリシオ先生は大変お若いのですが、
日本に来て、ご自身よりもずっと年上のプロのシェフたちに
マクロビオティックを教えたこともあったそうです。
ある時、料理に使う食材を選ぶ際、
いろいろな生産地から届けられた同じ食材を試食しながら
シェフたちのこんな会話が耳に入ってきたそうです。
「これは甘くておいしいね」
「これは○○産のものよりも甘い」
シェフたちは素材の甘さをもとに、どこ産のものを使うか決めていたそうです。
この会話から、パトリシオ先生は
プロのシェフたちはその素材が持っている「自然な甘さ」を求め、
おいしいと感じていることを理解したそうです。
そしてプロのシェフではない私たちも
同じように「自然な甘さ」をおいしいと感じるのです、と。
マクロビオティックでは白砂糖などの「強い甘み」は避けます。
では甘みはどこから摂るかというと、
まず、素材そのものが持っている「自然な甘み」「穏やかな甘み」から摂ります。
例えばそれは、玄米だったり、
玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、キャベツなどの甘みだったりします。
野菜も豆類も甘い、ですよね。
玄米を100回噛んだときの甘み。
それは10回噛んで飲み込んでしまった味とは
比べ物にならないくらい甘いです。
蒸しただけのかぼちゃも、それはそれは甘くておやつにぴったり!だし。
よ~く炒めた玉ねぎも甘くておいしいですよね。
そういった素材の持つ甘さを引き出すようにします。
そして次に、デザートなどを甘くしたい場合は、
玄米あめ、米あめ、麦あめ、玄米甘酒、栗などを使います。
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
玄米や野菜、豆類、そして米あめなどの穀物からできた甘味料は
みんな複合炭水化物(多糖類)です。
穏やかに吸収され、ゆっくりと血糖値をあげてくれるので、
体に強い負担をかけません。
さて、もう少し強い甘みが欲しい・・・となると
果物やフルーツジュース、ドライフルーツなどになります。
ただこれは果糖(単純炭水化物)が多いので、
火を通したり、生で食べる場合は塩をかけたりします。
さらに強めの甘みは・・・
メープルシロップやメープルシュガーなど。
マクロビスイーツにもよく使われますが、
白砂糖より「マシ」なだけなので、使いすぎ&食べすぎには要注意です。
さらに強い甘みを・・・というと
自然食品店などで売られているはちみつになります。
マクロ的にはあまりオススメされていませんが
普通の食事からマクロビオティックの食事に移行するときには
利用できるかもしれません。
私は実際マクロビオティックを始めてみて、
最初の頃は小豆かぼちゃが甘くない、と感じたこともありましたが、
今はなんて甘くておいしいのかしら!・・・とあえてたくさん作り
おやつにしていることもあります。
そして時々白砂糖やはちみつ入りのスイーツを食べると
甘すぎて、食べられない。
(でも今まで食べなれた味だけあって、食べきってしまうこともしばしば。)
私の場合、「強い甘さ」を摂ると、顔面がかぁーっと熱くなります。
そしていつまでも口の中が甘く、水分が欲しくなり、
さらには普段は目もくれない
ピザやお肉のにおいがおいしそうに感じられてきます。
強い甘さだから、肉類などの強い味に引かれるんですね。
(まさに極陰の甘さと極陽の肉類を引き合ってます。)
普段のマクロビオティックの食事は、
私にとって、甘くておいしいです。
(ときどき味付けを失敗して塩辛くなってしまうこともあるけど。)
特に玄米はごま塩をかけるだけでごはんの甘さが引き立つし。
たまのデザートに米あめやメープルシロップがあれば、
ほんとそれで十分なのです。
だから私は白砂糖は摂らないのです。
ある日の講義でパトリシオ先生がこんな話をされました。
パトリシオ先生は大変お若いのですが、
日本に来て、ご自身よりもずっと年上のプロのシェフたちに
マクロビオティックを教えたこともあったそうです。
ある時、料理に使う食材を選ぶ際、
いろいろな生産地から届けられた同じ食材を試食しながら
シェフたちのこんな会話が耳に入ってきたそうです。
「これは甘くておいしいね」
「これは○○産のものよりも甘い」
シェフたちは素材の甘さをもとに、どこ産のものを使うか決めていたそうです。
この会話から、パトリシオ先生は
プロのシェフたちはその素材が持っている「自然な甘さ」を求め、
おいしいと感じていることを理解したそうです。
そしてプロのシェフではない私たちも
同じように「自然な甘さ」をおいしいと感じるのです、と。
マクロビオティックでは白砂糖などの「強い甘み」は避けます。
では甘みはどこから摂るかというと、
まず、素材そのものが持っている「自然な甘み」「穏やかな甘み」から摂ります。
例えばそれは、玄米だったり、
玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、キャベツなどの甘みだったりします。
野菜も豆類も甘い、ですよね。
玄米を100回噛んだときの甘み。
それは10回噛んで飲み込んでしまった味とは
比べ物にならないくらい甘いです。
蒸しただけのかぼちゃも、それはそれは甘くておやつにぴったり!だし。
よ~く炒めた玉ねぎも甘くておいしいですよね。
そういった素材の持つ甘さを引き出すようにします。
そして次に、デザートなどを甘くしたい場合は、
玄米あめ、米あめ、麦あめ、玄米甘酒、栗などを使います。
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
玄米や野菜、豆類、そして米あめなどの穀物からできた甘味料は
みんな複合炭水化物(多糖類)です。
穏やかに吸収され、ゆっくりと血糖値をあげてくれるので、
体に強い負担をかけません。
さて、もう少し強い甘みが欲しい・・・となると
果物やフルーツジュース、ドライフルーツなどになります。
ただこれは果糖(単純炭水化物)が多いので、
火を通したり、生で食べる場合は塩をかけたりします。
さらに強めの甘みは・・・
メープルシロップやメープルシュガーなど。
マクロビスイーツにもよく使われますが、
白砂糖より「マシ」なだけなので、使いすぎ&食べすぎには要注意です。
さらに強い甘みを・・・というと
自然食品店などで売られているはちみつになります。
マクロ的にはあまりオススメされていませんが
普通の食事からマクロビオティックの食事に移行するときには
利用できるかもしれません。
私は実際マクロビオティックを始めてみて、
最初の頃は小豆かぼちゃが甘くない、と感じたこともありましたが、
今はなんて甘くておいしいのかしら!・・・とあえてたくさん作り
おやつにしていることもあります。
そして時々白砂糖やはちみつ入りのスイーツを食べると
甘すぎて、食べられない。
(でも今まで食べなれた味だけあって、食べきってしまうこともしばしば。)
私の場合、「強い甘さ」を摂ると、顔面がかぁーっと熱くなります。
そしていつまでも口の中が甘く、水分が欲しくなり、
さらには普段は目もくれない
ピザやお肉のにおいがおいしそうに感じられてきます。
強い甘さだから、肉類などの強い味に引かれるんですね。
(まさに極陰の甘さと極陽の肉類を引き合ってます。)
普段のマクロビオティックの食事は、
私にとって、甘くておいしいです。
(ときどき味付けを失敗して塩辛くなってしまうこともあるけど。)
特に玄米はごま塩をかけるだけでごはんの甘さが引き立つし。
たまのデザートに米あめやメープルシロップがあれば、
ほんとそれで十分なのです。
だから私は白砂糖は摂らないのです。
by shellpink42 | 2007-06-05 04:28 | macrobiotic