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朝の日課 エクササイズ   

今年に入ってエクササイズを始めました。
私にしては珍しく、ほぼ毎日続いています。

まず始めは、ツボ押しから。
指の腹である一ヶ所のツボを押すだけでなく、
仰向けになって手を体の下に入れて体を揺らしたりして
複数のツボを同時に刺激することもあります。

次に経絡のエクササイズ。

さて、経絡って何かって?
簡単に言うと、ツボとツボをつないでいる道筋です。
「気」や「エネルギー」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
それらはこの経絡を通って全身を巡っているんですね。
ですからこの経絡に滞りがあると、うまく流れません。
そうなると、体の不調につながっていきます。
逆に体に不調があるから、経絡に滞りが生じるとも考えられます。
「気」や「エネルギー」が経絡を順調に流れると、
体の不調も改善され、元気になります。
ちなみにツボは経絡の出入り口と考えられ、
だからそこを刺激すると効果があるんですね。
そして、私は経絡を広げたり柔軟にするエクササイズをしています。

さて、その経絡エクササイズ。
私がしているのは『The Macrobiotic Way』に紹介されているものを
そのまま実践しています。
一見すると普通のストレッチ体操にしか見えません。
開脚したり、ひざや腕、体の側面をを伸ばしたり・・・

私がしているのは7つの動作なのですが、
それぞれの動作を6回から12回繰り返して、
合計で約30分ほどかけてゆっくりやっています。

最初始めたばかりの頃は、効果があるんだろうかと疑問に思っていましたが
始めて1ヶ月くらい経った頃から、
エクササイズをしながらとっても気持ちよく感じるようになってきました。

「気」や「エネルギー」の流れを実感、とまではいきませんが
終わると気分さっぱり。
起きたてで少し眠くても、気持ちよく目が覚めます。

この2種類のエクササイズの効果かどうかわかりませんが
今まで少し押しただけでも激痛が走っていたあるツボが
押しても痛くなくなりました。

たまに痛くても、しばらく押すうちに痛みがなくなります。
こんなことは今までなかったので、私の体が変化してきているのかも。

最近流行のヨガなどにも同様の効果が期待できるかもしれませんが、
まあ、NYにいるうちは自分でできることをしようかな。

毎朝、まだ眠っている主人を横目に
ひとりで床でごそごそと励んでいます。
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by shellpink42 | 2007-04-21 05:21 | macrobiotic

こころの変化   

マクロビオティックを始めて、
体が変化すると共に精神面でも変化がありました。
自分でも知らず知らずのうちに変わっているので、
実は体よりも心の変化の方が大きかったりして。

私自身で気が付いている精神面での変化は・・・

・色の趣味が変わった
以前来ていた服の色は、黒、紫、濃い緑、濃い茶など濃い目の色ばかり。
昔は黒ずくめの日もあったりして。
黒は隠す色だそうなので、きっと体に抱え込んでいたものを隠していたんでしょうねぇ。

今は、パステルカラーが好きです。
白、ベージュ、薄いピンク、薄い黄緑色がお気に入り。

・音楽の趣味が変わった
昔、料理をするときはまず音楽のスイッチを入れることから始めてました。
と、言うと友人からは「エーッ!」という反応が・・・。
音楽を聞きながら料理をするのが好きだったのです。
NYに来てからも、ラジオをかけていたのですが、
ある時、なんだか気持ちのすっきりしないまま
料理をしているような気分に気が付きました。
ラジオを消すと、静かですっきり。
料理に集中できることがわかりました。
鍋の中で野菜がコトコトいっている音が今は好きです。

それから、クラシックが好きになりました。
以前は何でも聴いていましたが、
クラシックは音も体に優しくて、気持ちが乱れないような気がします。
まあこれはNYにきて、クラシックに触れる機会が増えたからかもしれませんが。

・テレビを見なくなった
我が家のテレビ、ケーブルも引いているのですが
この半年近く私は電源を入れていません。
時々主人が疲れ果てて帰ってきて、
ぼーっと映画を見ているのを一緒に見たりしていましたが、
この1・2ヶ月は主人も電源を入れていません。

もともとテレビは好きではないので、
「日本に帰ったらテレビはいらないね」と主人と話しています。
(ま、日本ではもともと持ってないんですが。)

・キレにくくなった
以前は月に1・2度キレてました。
普段は気にしない些細なことに「キーッ!」となることが時々あったのです。
そんなことが周期的にあったので、おそらく月経前症候群なのだと思います。
月経前になるとイライラが異常に激しくなったり、異常に落ち込んだりして
どうにもならないと思っていたんですが・・・
最近、落ち着いています。
月経前もこころ穏やか。

NYにいると日本にいるときよりも主人と一緒に過ごす時間が長いです。
奥さんの心の持ちようは、旦那様にも敏感に伝わりますからね。
以前よりも私がキレなくなって、喜んでいるのは実は我が夫かも。


きっとこれ以外にも気が付いていない変化があると思います。

食事をマクロビオティックに変えると共に
自分でも意識的に生活や自分自身について再点検した部分もあるので
一概にマクロ食が変化の要因とは言い切れません。

私のこの変化が他の人にも同じことが起こるわけでも、正しいわけでもありませんし、
体の変化と同様、人によりまったく異なると思います。

でも、まだまだ改善の余地のある私自身ではありますが、
今の気持ちの状態、とてもここちよいです。
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by shellpink42 | 2007-04-18 04:13 | macrobiotic

体の変化   

マクロビオティックを始めるといろいろな変化が起こります。
その一つとして、私に起こった体の変化をまとめておきます。

マクロビオティックに出合って最初の頃は
週一の料理教室に通うほかは、マクロ食は食べられず、
家でも肉魚や乳製品をときどき食べていました。
甘いものは少しずつ控えるように意識するも、チョコレートとか時々食べてました。

でもある日、頻繁に吹き出物が出なくなっていることに気が付きました。
できたとしても根が深くなく、
皮膚が少し赤くなる程度で数日で消えてしまうようになりました。


その後、主人と暮らし始め、
台所に立つのは私だからという理由で
半ば強引にマクロビオティックを実践し始めました。

すると今度はせきが止まらなくなりました。
かぜでもなく、熱もなく、せきだけ。
せきをする度、色の濃いたんがたくさん出ました。
ようやくおさまったのは1ヵ月半後。

他に徐々に現れた変化としては、
・便通が大変良くなった
・体臭がうすくなった
・フケが出なくなった
・体重が減った
(以前は9号・11号の服を着ていたことも。今は5号・7号)
このほかにもたくさんあります。

マクロビオティックを始めた一番の理由である生理痛は
実はなかなか効果が出ませんでした。
崖から突き落とされる痛みまではいかないものの
まだおなかの痛みがありました。

そこで今年の1月から厳密(はたから見たらストイックかも)なマクロに切り替え。
それまで時々外で口にしていた動物性食品は一切カット。
最初の一ヶ月は油抜き、ほぼ基本食のみ。
米あめやみりんの使用もやめました。一口100回噛みました。

すると、これが正しかったのかはわかりませんが、
額にぶつぶつがいっぱいでき、一ヶ月ほどで消えました。
そしてまたせきも一ヶ月ほど出続けました。
体はまた少し軽くなりました。

その後、油やみりんは少しずつ使用し始め、
このブログにもある通り、デザートも少しずつ食べ始めました。
今も基本食が多く、いろいろと気をつけながら、
ほぼ通常のマクロビ食を食べています。

そのおかげか、生理痛はだんだん軽くなってきています。
マクロビを始めても、以前はたいてい一日は伏せって寝ていたのですが、
最近は一日中起きていられるようになりました。
まだ無痛とまではいかず、腰の重さやおなかの張り、
強烈な眠気などはありますが、以前よりだいぶ楽です。

最近、また額がぶつぶつ。
ついこの間Easterでお砂糖たっぷりの料理を頂いたからかな。


こうした体に起こる変化を「排出・排毒作用」と言います。
食事を変えたことで、それまで溜まっていた余分なもの(毒素)が
体の中から出てきたのです。

人によってその排出・排毒作用は千差万別で
私がここに書いたのはその一例。
このようなことが何も起こらない・感じない人もいれば
一時的な便秘・下痢、痛み、発熱、異常な発汗・頻尿、
生理の一時的停止などを経験する人もいるといいます。

でもこれは体が食事に反応して、いらないものを外に出し、
自らの体を良くしていこうという好転反応ですので
あまり気にせず、排出・排毒を促してあげましょう。

そして春は土の中から植物の芽が吹き出してくるように
体の中の毒素も出てきやすいのだそう。
排出・排毒には一番いい季節だと言えそうですね。

これからもいろいろと体に変化が起こりそうですが、
マクロビオティックは体の声に耳を傾けることを教えてくれたように思います。
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by shellpink42 | 2007-04-17 05:00 | macrobiotic

Miso   

英語はあまり得意ではないので
英字新聞は見出しを眺めるだけのことが多いのですが、
今日のNew York Timesに「Miso」の文字を発見。

もしや・・・と思って読んでみると
South River Misoという味噌メーカーのオーナーの話。
いろいろな出来事を経て、マクロビオティックに出合い、
味噌作りを始めたという内容でした。
日本から麹を取り寄せ、3年以上熟成させた味噌を作られているのだそう。
こういう方がマクロビオティックを支えてくれているんですよね。

それにmacrobioticsって注なしで、普通に記事になってて嬉しかったりして。
詳しい記事はこちら

ちなみにこのメーカーの味噌は
Whole Foodsなどのスーパーでよく見かけます。
今度試してみようかな。

New York Times、やるねえ。
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by shellpink42 | 2007-04-12 11:10 | macrobiotic

マクロビオティックの認知度 in NY   

前回の記事でアメリカのマクロビオティックの認知度についてコメントを頂きました。
あくまで私見ですが、NYでの認知度についてまとめておこうと思います。

NYでのマクロビオティックの認知度は、
正直言って、まだまだか・・・というふうに私には見えます。

語学学校で知り合ったネイティブの方に話しても、わかる人はほとんどいない。
私と同じ年(20代後半)の人に聞いても
macrobioticsという言葉の響きからか「科学か何かの一種?」と聞かれたり。
知っている人もいましたが、「70~80年代に流行っていたわよね。」
むむ、過去のものではないのに・・・とちょっと残念。

けれど街の中をよく意識してみると、マクロビオティックはちゃんとあります。
レストランでマクロビオティックを取り入れているところはいくつかあります。
(このブログでも紹介。もう少し開拓します。)

そして私がこちらに来て驚いたのは、
たいていのレストランでbrown rice(玄米)を食べられることです。
マクロをうたっていない普通のレストランでも、
白米と同様に玄米という選択肢があります。
こういうサービスは白米一辺倒の
日本のレストランにはないので、とってもありがたいです。
むしろ日本人は白米にこだわり、ネイティブの人のほうが玄米を普通に食べてます。

レストランと同様にスーパーでも玄米は案外簡単に手に入ります。
Whole Foodsなどの自然食系のスーパーに行くと
玄米、もち玄米、大豆、小豆、テンペ、しょうゆ、みそ、みりん、梅酢、米あめなど
質の良いマクロな食材を手に入れることができます。

またこういうスーパーには玄米のり巻きやパスタ、おかずなどが
お弁当のようにパックで売っていたりするんですが、
そのふたにはvegetarian、vegan、macro(!)と記載されていたりします。
私も何度か食べてみたことがありますが、味も濃すぎずなかなかです。

ごく普通のスーパーに行っても、たいてい玄米はありますし、
全粒粉のパスタや全粒粉、無漂白薄力粉、豆腐などが普通に並んでいます。

特に豆腐はとってもポピュラーで、
豆腐や豆乳からできたチーズやアイスクリーム、ヨーグルト、
豆腐マヨネーズ(ベジネーズという名前)なども
自然食系のスーパーにはたくさんの種類で売られています。


久司先生の本を読むと、昔は玄米を手に入れるだけでも大変だった
という話があったかと思いますが、
今のようにどこででも玄米を買えて食べられる状況になるまで
それこそ大変な努力をされたのだろうと思います。

だからマクロビオティックの名前は知らなくても、
その影響を少なからず受けている人は多いのでは・・・というのが私なりの推測です。

でもこれは、いろいろな価値観の人間を受け入れている大都会NYでのお話なので
田舎や地方に行くとまた状況は違うだろうと思います。
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by shellpink42 | 2007-04-12 05:03 | macrobiotic

Easter その他のお話   

Easterについてのおおまかなお話は前の記事に書いたとおりですが、
その他にも今回は2泊3日をアメリカ人の家庭で過ごしたので、
彼らが普段どんな風に過ごしているのか、ちょっと垣間見ることができました。

まず、やはり食事については予想通りといったところ。
私がマクロビオティックをしているとは伝えていませんので
彼らのいつもの食事風景を見ることができました。
彼らと一緒に食べたものをまとめると・・・

(金)夕食:ピザ(チーズ&トマトソース)
(土)朝食:ベーグルwithクリームチーズ
   昼食:チーズサンドイッチ、パスタ入りチキンスープ
   夕食:Easter Dinner:ポテトのチーズ焼、人参の甘煮、アスパラガス(塩味)、
       大量のハム、ゆで卵とビーツのピクルス、コールスロー、デーツ、
       パイナップル、甘いパン、チョコレートケーキ、カップケーキ、
       ピーナッツバタークッキー(私のお手製)
(日)朝食:玄米ごはん
   昼食:レストランにて外食:ミネストローネ、サラダ、パン

いや~、とってもamericanな食事でした。
チーズ、バターは何にでも付き物で、そしてすべての味が濃い。
ちなみにこちらのご家庭は、おばあちゃん、パパ、ママ、息子さん2人(9歳&6歳)です。
今回料理は主におばあちゃんが用意し、私も横で手伝ってました。
横でおばあちゃんの料理を見ながら、
「ちょっとそこでバター一本使うのは多いんじゃない??」とか
「今塩を大さじ5くらい入れてなかった??」と内心びっくり。
マクロな食事に慣れている私の舌には、かなり刺激が強かった・・・

そしてチョコレートケーキとカップケーキの甘さにはさらにびっくり。
主人曰く「頭がくらくらした」とのこと。

日曜日の朝食は、普段私たちが玄米を食べていると話したことから、
わざわざ玄米を買ってきて炊いてくれました。
かなり塩味きいてました。
パパはごはんにバターをのせて食べてました。

2人の息子さんは大人と大体同じものを食べていますが、
やはり甘いものが好きな様子。おやつには積極的に手が伸びます。
でもその肌はとても荒れていて吹き出物が・・・。心配です。

日曜日の昼食の外食では、2人はお子様ランチを食べてましたが、
1人はピザを、1人はナゲットとポテトフライのみ。あの~野菜は?主食は?

NYのレストランでもよくサラダだけを山のように食べる人や
お肉だけを山のように食べる人をみかけますが、
日本のように主食・副食という概念はこちらにはないようです。


食べ方も気になりました。
みんな食べるのがとにかく早い。
あっという間にたいらげます。

それから食卓に塩コショウが常備されていて(これはレストランでも同様)
しっかり味のついたスープでもさらに好みで塩コショウをかけます。

またたくさん食べ残します。
ピザを食べてたとき、主人と私は外側の皮まできれいに食べきっていたのですが、
彼らは外側の皮(ふくらんでいる部分)をきれいに残します。
固いためなのか、味が感じられないためなのかわかりませんが、
もったいない精神を持つ日本人としては気になりました。

食事以外の話では
買い物に付き合ってWAL MARTにも行きました。

車で来ているためたくさん買うのは理解できます。
でも、結構多くの人がカートに物を投げ入れるようにして
買い物をしている姿が目につきました。
日本でも時々こういう人がいますが、
ちゃんと考えて買い物しているんだろうかとか
物を大切にしているんだろうかと、他人事ながら思ってしまいます。

食事にしても買い物にしても、
アメリカって大量消費社会なんだなと実感した週末でした。
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by shellpink42 | 2007-04-11 00:18 | macrobiotic

マクロビオティックとは (あくまで現時点の私の考え)   

私がマクロビオティックを始めて、今日でようやく1年経ちました。
まだまだ勉強不足、経験不足ではあるけれど、
現時点の私なりのマクロビオティックの考えをまとめておこうと思います。
(マクロをすでにご存知の方は復習のつもりで、
まだあまり知らない方はあくまで概要であるとの前提でお読みください)

マクロビオティックを一言で説明するのは難しいです。
食事法、健康法、長寿法、哲学、人生論、環境運動、平和運動、宇宙論・・・
そしてこのうちの一つに限られたものではなく、すべてのことを指します。

、、、でこの一年、私は何をしてきたかというと、
まだマクロビオティックの食事の第一歩を踏み出したところ、というべきでしょうか。

そしてそのマクロビオティックの食事とは、
よく玄米菜食・穀物菜食とも言われるように
玄米や全粒穀物を主食として、豆や野菜、海藻などを
陰陽のバランスを考えて食べます。

玄米には白米には失われてしまった栄養素がぎっしり詰まっています。
そこに火を加えて、さらに高まった玄米のエネルギーをいただきます。
そのエネルギーは私たちの心と体を元気にしてくれます。
病があった人はそれが改善し、元気な人はもっと精神的に成長するでしょう。

しかし白米は精白されたことで、たくさんの栄養素が失われていますから、
それを補うために、たくさんのおかずを食べる必要が出てきます。
そのため主食よりもおかずが多い、なんてことになりかねません。

玄米はそれだけでとても満足感がありますから、
実は食事は、ごはんに具だくさんの味噌汁、漬物で十分なくらい。
これって忙しい生活で食事が乱れがちな方の味方にもなりますよね。

それから、陰陽の考えがマクロビオティックでは欠かせません。
皆さんは陰陽については何となくわかると思います。
よく聞く話が、男性が陽性、女性は陰性。太陽は陽性、月は陰性などなど。
すべてのことはこの陰陽から成っています。もちろん食べ物も。
地球の中心に向かって力強く生えているごぼうやにんじん大根など根菜は陽性寄り。
地表近くにいる玉ねぎ、かぼちゃ、キャベツは中庸に近く、
空に向かって伸びるねぎや、小松菜などの葉物野菜は陰性寄り。
でも例えば大根は下に伸びる白い部分と、上に伸びる葉の部分があるように
大根一つの中に陰も陽もあります。
なので完全なる陽性・陰性はなく、どちらかというと陰性・陽性という風に見ます。
そして玄米は一番中庸に近いといいます。

ではマクロビオティックではあまりオススメしない
お肉や香辛料やお砂糖はどうでしょう。

お肉はマクロビオティックでは極陽性と考えます。
これらの食べ物は体を温めるほか、体や思考を固く収縮させます。

逆に香辛料や砂糖は極陰性と考えます。
これらの食べ物は体を冷やすほか、体も心も緩め、膨張させます。

このことを地球全体で見てみると、
寒い寒帯に住んでいる人たちは伝統的に肉類を摂っていることがわかります。
熱い熱帯に住んでいる人たちは伝統的に香辛料などを摂っていることがわかります。
自然と陰陽にあわせて生きているんですよね。

日本はというと温帯です。
伝統的に肉類も砂糖もあまり食べていません。
明治時代以前は肉食禁止令が出ていたそうですが、
明治政府が肉食を奨励したそうです。
砂糖はその昔、貴重なものとして、貴族など位の高い人たちが食べていました。
(だから彼らは体が弱かったのでしょうね)砂糖も明治以降その消費が増えました。

それに伴いどんどん増えてきた病気の数々。
病気でなくとも何となく体調の優れない人だらけの世の中ですよね。
そして戦争や争いごとも増えました。
争いごとをする人は誰でしょうか。
肉や砂糖が貴重だった時代、
お肉や砂糖を消費できたお金があり地位の高い人々です。
庶民はそれらを口にはしていませんでした。

でも今、みんな戦争に反対していても、小さな争いごとって日常茶飯事です。
誰かの言葉や態度に必要以上に腹を立てたり、怒ったり。
そんな心があるところから大きな争いごとに続いていくとは思いませんか。
自分でも信じられないくらいひどい態度をとったりひどい言葉を口にしてしまったり、
信じられないくらい落ち込んだ日の前日に、
お肉やチョコレート、辛いものを食べ過ぎませんでしたか。

マクロビオティックには「人は食べたもののようになる」という考えがあります。
お肉を食べれば無性に体を動かしたくなるし、落ち着きがなくなって
呼吸も動物のようにぜいぜいはあはあします。
(子供を産むとその子の耳がとがったり、口が大きくなったり、動物に近くなるそうです)
マクロビオティックのような野菜中心の食事にすると、
心も体も安定し、落ち着いて平和になります。
自分の心と体、周りの自然、環境、平和、宇宙について考えるようになります。

だから、マクロビオティックは単なる食事法ではなくて、
突き詰めると平和運動や宇宙にもつながるお話になるので
とーっても壮大すぎて、私のような小娘には説明し切れません。

でも最初からそんな大きなことを考えて始めたという方は少ないのでは。
私の場合は病気治し。
ある方は美容のため、子供のため、環境のためなどなど入り口はたくさんあります。

そしてはじめから玄米食べなきゃ、と意気込む必要はないと思います。
病気治しのようにある程度真剣に取り組むべき方を除いては、
奥津典子さんが著書に書いているように
「できることから少しづつ」がやりやすいと思います。

例えば、玄米には慣れていないから、分づき米にしてみようかしら、とか。
お肉の代わりに今日は魚か豆腐にしてみようかしら、とか。
お肉も砂糖も大好きで突然変えるのは難しいから、
しばらくはとにかく食べ物をよくかむことにしてみようかな、とか。

そんなことをしているだけでも、きっと何か変わると思います。
そのときに、拙い説明の私のブログでなく、もっと詳しく説明している方のブログ、
それから久司先生や、桜沢先生の著書に目を通してみてください。
大きな発見があるはずです。


韓国には「始まりが半分だ」ということわざがあります。
私がマクロビオティックに出合って、料理教室で最初の講義を受けながら
ふと、このことわざが頭をかすめていきました。
「物事は始めてしまえば、半分わかった・体得したも同然だ」という意味です。

これを読んでいる方の、
マクロビオティックはじめの一歩が大きく踏み出せますように・・・。
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by shellpink42 | 2007-04-04 04:40 | macrobiotic

potluck party   

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potluck partyに行ってきました。
potluck partyとは、参加者が料理を持ち寄るpartyのこと。
私が持って行ったのは、桜の花付き玄米おにぎり、おしんこ巻、
高野豆腐とにんじんのゴマ煮、青菜のゴマ和え。

potluckは以前はじめて参加した時、みんな得意料理を持ち寄り、
それはそれはいろいろな国の料理が集まって、とても楽しかったのです。
さて、今回はメンバーは違うけどどんな感じかなーと期待していきました。

、、が、今回はちょっと期待はずれ。
集まったのが学生が多かったからか、ほぼどこかで買ってきた食べ物ばかり。
バナナ、ブドウ、いちご、ケーキ各種、シュークリームやスナックが並び、
主食、野菜はどこ~?といったところ。(あまりに落胆して写真も取らず。)
手料理は私と、韓国の方1名だけでした。

そういえば前回のpartyは、アジアから来た人や主婦が多かったので、
みんな普通に手料理を持参していたのでした。

今回は欧米の方だらけで、しかも学生が多かったのですが、
彼らの感覚のpotluckってこういう感じなのでしょうか。
手作りしなければいけないわけではないけれど、ちょっと寂しいな~と思いました。

代わりに今回はいろいろと彼らの考えに触れられる出来事がありました。

まず、私の持参した玄米おにぎりたち。
その形からどうやらsushiと思われたらしい。
酢飯じゃないんだけどね・・・と思っていたら、
遠くで「味付けよくわからないけど、このsushiおいしいわー。
ところでこの花何かしら。」という声。

おにぎりは手に塩をつけて握っただけなのよ~。
そしてやっぱり桜の花って彼らにはわからないのね~。
(咲いてる花はわかるかもしれないけれど、
料理に使われるとはきっと想像もつかないのでは・・・)
こういう場面に出会うと、日本人・日本料理は季節感をとても大切にしているんだなって
実感します。桜に限らず、その季節を花や虫や料理から楽しみますよね。
日本にいると当たり前すぎて意識しませんが、
海外という環境にいると、そういうことに気づかされる瞬間が多々あります。

次に、以前私に英語を教えていた先生が面白い質問をしてきました。
「玄米ごはんって、なにでflavorをつけているの?」
え?flavor?アイスクリームじゃないんだし。
それともこの質問自体が玄米の調理方法を尋ねてるのかな~。
正確なところはよくわかりませんが(どなたか教えてください)、
玄米の炊き方について説明してみました。わかってくれたかな。
玄米ごはんはそのままでも十分おいしいと思うのですが、
やはり彼らの感覚だと、食べ物は
「外から何か味を加えるもの」なんだろうかと考えてしまいました。
よく緑茶にも砂糖を入れて飲むって聞いたことがあるし。
以前にも書きましたが、食べ物がもっている本来の味を楽しむ
という感覚はあまりない気がします。

最後に、韓国の方が手作りしてきたお菓子をいただきました。
すでに砂糖が入っていると聞いていたので、
体に影響が出るのは覚悟の上食べてみました。

すると、甘~い、甘い。砂糖ってこんなに甘かったんですね~。
ドライフルーツが入っていたのですが、
その味がわからないほど砂糖の甘さが強すぎました。(私には)
(今、その影響で私の顔にはさっそく吹き出物が。)

でも実際見た目も味もプロ並みに上手な仕上がりなので
みんな「あまくておいしいわ~!」と大評判。

そう、世間ではこうなんですよね。
冬の間しばらくマクロを厳格にしてきて、甘い物も砂糖ではなく
米あめや野菜や玄米の甘さに慣れていたので、
いわゆる世間のおいしい甘い物を私が口にすることはなかったのでした。
そして、それをおいしそうにほおばる人たちに会ったのも久々でした。

こんなとき、私の胸中は複雑です。
マクロビオティックを説明するわけにもいかず、
かといって白砂糖の害は私も少なからず受けてきて、
体に影響することもわかっているし・・・

でも私はいつかこの場にいた人たちも
マクロビオティックに出合ってくれると信じています。
自分で出合って、気づくのが一番だと思うのです。

それに、マクロビオティックに限らず、自分を変える何かや
自分にとってすごく大事なことに気づくチャンスって、
いろいろな場面で与えられていても、
自分でそれに気が付かないだけだと思うんですが、どうでしょう。

そんなことに気づいてくれるといいな、と思いながら握った玄米おにぎり。
私の思いが伝わるといいなあ。
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by shellpink42 | 2007-04-02 06:05 | macrobiotic

天の声 (2)   

KIに行かない、と決心して数日後、主人はすっかり回復。
でも今度は私が、行けなくなったショックからか、
緊張の糸が解けたのか、高熱を出しました。(私も熱は久々)

私も主人と同様、大根湯を飲むもすぐに熱は下がらず、
三日三晩寝込みました。
そして高熱の中、いろいろなことを考えました。

私は小さな頃から、やると決めたことは必ず最後までやり通すタイプでした。
時には周囲の状況がそれを許さなくても、無理を通すこともしばしばありました。
だから、これまでの私ならば、無理を承知でKIに行く選択をしているはずだったのです。
絶対に逃さないチャンスでした。

けれど結婚して主人と暮らす中で、
そのような無理や勝手はしてはいけないんだと、いろいろな場面で学んできました。

でも最初、KIに行くと決めたとき、私は勝手はいけないと頭でわかっていても
心の奥底ではわかっていなかった。
自分のことしか考えず、他力本願でした。
KIに行けばマクロビオティックインストラクターの資格が取れる、
KIに行けば私の体の不調も良くなるかもしれない、と。

マクロビオティックインストラクターの資格も、
取ったからといって終わりではなく、その後もずっと勉強し続けるものだと思います。
私の体の不調も、結局いつかは自分で治さなければ
人の体も治せないはずです。

そんな考えが私には欠如していたから、
主人が熱を出し、私を引き止めてくれたのでしょう。
ありがとう。

主人が回復しても、私がそのことをちゃんと理解していなかったから、
私の中から熱が出て、戒めてくれたのでしょう。
ありがとう。

熱が引き、私はKIに行ったつもりでそれまで以上に厳格に
マクロビオティックに取り組み始めました。

そして今回活かせなかったチャンスがいつかまた巡ってきたときに
きちんと活かせるよう、毎朝朝日を浴びました。


今振り返ってみて、私はあの時行かなくて良かったのだと思います。
自分なりに試行錯誤する中、体調はこれまで以上に良くなりつつあります。
マクロビオティックが楽しいと心から思えます。
KIに行かずNYにいる間、様々な出来事がありましたが、
そのひとつひとつが、私にここにいて良かったんだと確信させてくれました。
このことに気づけて良かった。
ありがとう。
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by shellpink42 | 2007-03-31 05:41 | macrobiotic

天の声 (1)   

主人と共にNYに突然来ることになり、
クシマクロビオティックアカデミイのコースはbasic2まで通い、その後渡米。

せっかくアメリカにいるのだから、
機会があればKIに行きたいなあ、とずっと思っていました。
KIとはKushi Instituteという
アメリカでクシマクロビオティックを広めた久司道夫さんが作られた学校で、
マクロビオティックカウンセラーの養成講座やカンファレンスなどを開いているところです。
NYから車で3時間ほどのマサチューセッツ州にあります。

私が恵比寿で通っていたクシマクロビオティックアカデミイも
このKIと同様の教育が受けられますが、
KIでは数週間~数ヶ月間、料理だけでなく
ボディワークや講義をみっちりと集中して受けることができるようです。
講座の間は寮や近所に住み込み、食事はもちろんマクロ食です。

日本でも山梨県の小淵沢にKIJがあり、
そちらでもリーダーシッププログラムを受けることができます。

でも私は、NYにいる間に何か得ていきたいと考え、
まだ子供もなく比較的動きやすい今のうちに
KIに通えたらいいな、と思っていたわけです。

そのため、とりあえず英語の授業についていけるように、
英語で書かれたマクロ本で予習をし、熱心に語学学校にしばらく通いました。

そして主人にも相談。主人は私のKI行きを応援してくれました。
夫「10年後に行こうと思ったときに行けると思う?」
私「10年後には行けないと思う」
こんなやり取りを交わしつつ、いろいろ考えた挙句、
思い切って行ってみようと決心しました。

講座は1月初旬に始まり、4月に3レベル終えて、NYに帰ってくる予定でした。

ところが、です。
出発の準備を着々と整え、
あとはトランクに荷物を詰めればOKというKI出発数日前、
めったに風邪もひかない主人が突然熱を出しました。しかも高熱。
私が出発する翌日からは、彼の方も大学の授業が始まるので
はやく熱を下げたいところ。
彼も薬は飲みたがらないタイプなので、解熱に効く大根湯を飲ませます。
それでも下がりません。

高熱にうなされる彼の横で私はトランクに荷物を詰めながら、焦ってきました。
彼は私の気持ちを察したのか、行くように、と勧めます。
しかし彼の高熱は下がらないまま。

私は気持ちを落ち着けて、よく考えてみました。
彼がこの時期に高熱を出すということ。
それはやはり「行くな」という風に解釈するしかありませんでした。
彼は私のKI行きを応援してくれましたが、
忙しい勉強生活と不慣れな家事を両立することに多少の不安があり、
それが熱という形で現れたのかもしれません。

「行くな」というその声は、彼の声のようにも聞こえましたし、
また見えない何か、天の声のようにも聞こえました。

KI出発の前日の朝、私はKIに行かない決心をしました。
主人は私がこう決めたことについてびっくりしていましたが、
やはり安心したのかその後、穏やかな表情で眠っていました。
長く続いた高熱も快方へ。
私は詰めたばかりのトランクの荷物を、またもとの通りに戻しました。
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by shellpink42 | 2007-03-31 04:16 | macrobiotic