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シリアルバー   

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最近作ったおやつ。

どうやら帰国が8月上旬になりそうなので、
そろそろ食材のストックの整理をしないと・・・と思っていたところ、
よい具合に余っていた食材でできました。

オートミール、穀物フレーク、かぼちゃの種、ごまを軽く炒り、
そこへ米あめを投入。混ぜて型に流して固めるだけ。

それにしてもこういうバー、どこかに売っていた気が・・・。
あまりに簡単&おいしいので、これからはシリアルバーも手作りできるぞ。
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by shellpink42 | 2007-06-06 05:48 | sweets

白砂糖を摂らない理由 6   

恵比寿のクシマクロビオティックアカデミイに通っていたとき、
ある日の講義でパトリシオ先生がこんな話をされました。

パトリシオ先生は大変お若いのですが、
日本に来て、ご自身よりもずっと年上のプロのシェフたちに
マクロビオティックを教えたこともあったそうです。

ある時、料理に使う食材を選ぶ際、
いろいろな生産地から届けられた同じ食材を試食しながら
シェフたちのこんな会話が耳に入ってきたそうです。
「これは甘くておいしいね」
「これは○○産のものよりも甘い」
シェフたちは素材の甘さをもとに、どこ産のものを使うか決めていたそうです。

この会話から、パトリシオ先生は
プロのシェフたちはその素材が持っている「自然な甘さ」を求め、
おいしいと感じていることを理解したそうです。
そしてプロのシェフではない私たちも
同じように「自然な甘さ」をおいしいと感じるのです、と。

マクロビオティックでは白砂糖などの「強い甘み」は避けます。

では甘みはどこから摂るかというと、
まず、素材そのものが持っている「自然な甘み」「穏やかな甘み」から摂ります。

例えばそれは、玄米だったり、
玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、キャベツなどの甘みだったりします。
野菜も豆類も甘い、ですよね。

玄米を100回噛んだときの甘み。
それは10回噛んで飲み込んでしまった味とは
比べ物にならないくらい甘いです。
蒸しただけのかぼちゃも、それはそれは甘くておやつにぴったり!だし。
よ~く炒めた玉ねぎも甘くておいしいですよね。
そういった素材の持つ甘さを引き出すようにします。

そして次に、デザートなどを甘くしたい場合は、
玄米あめ、米あめ、麦あめ、玄米甘酒、栗などを使います。

もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
玄米や野菜、豆類、そして米あめなどの穀物からできた甘味料は
みんな複合炭水化物(多糖類)です。
穏やかに吸収され、ゆっくりと血糖値をあげてくれるので、
体に強い負担をかけません。

さて、もう少し強い甘みが欲しい・・・となると
果物やフルーツジュース、ドライフルーツなどになります。
ただこれは果糖(単純炭水化物)が多いので、
火を通したり、生で食べる場合は塩をかけたりします。

さらに強めの甘みは・・・
メープルシロップやメープルシュガーなど。
マクロビスイーツにもよく使われますが、
白砂糖より「マシ」なだけなので、使いすぎ&食べすぎには要注意です。

さらに強い甘みを・・・というと
自然食品店などで売られているはちみつになります。
マクロ的にはあまりオススメされていませんが
普通の食事からマクロビオティックの食事に移行するときには
利用できるかもしれません。

私は実際マクロビオティックを始めてみて、
最初の頃は小豆かぼちゃが甘くない、と感じたこともありましたが、
今はなんて甘くておいしいのかしら!・・・とあえてたくさん作り
おやつにしていることもあります。

そして時々白砂糖やはちみつ入りのスイーツを食べると
甘すぎて、食べられない。
(でも今まで食べなれた味だけあって、食べきってしまうこともしばしば。)
私の場合、「強い甘さ」を摂ると、顔面がかぁーっと熱くなります。
そしていつまでも口の中が甘く、水分が欲しくなり、
さらには普段は目もくれない
ピザやお肉のにおいがおいしそうに感じられてきます。
強い甘さだから、肉類などの強い味に引かれるんですね。
(まさに極陰の甘さと極陽の肉類を引き合ってます。)


普段のマクロビオティックの食事は、
私にとって、甘くておいしいです。
(ときどき味付けを失敗して塩辛くなってしまうこともあるけど。)
特に玄米はごま塩をかけるだけでごはんの甘さが引き立つし。
たまのデザートに米あめやメープルシロップがあれば、
ほんとそれで十分なのです。

だから私は白砂糖は摂らないのです。
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by shellpink42 | 2007-06-05 04:28 | macrobiotic

白砂糖を摂らない理由 5   

前回の記事で、白砂糖などの単純炭水化物を摂ると
血液が酸性過多になってしまう・・・という話をしました。

さて、血液が酸性になると、他にはどんなことが起こるのか。

白砂糖などの単純炭水化物を摂ると、
それがあっという間に血液に入りますので、
血液が薄まり、弱い血液となり、
その結果、その血液から栄養をもらう細胞も弱くなります。

酸性に傾いてしまった血液を中和するために、
体は体内に貯蔵していたミネラルを動員します。
さて、どこから動員するのか?
もちろんミネラルの宝庫である自分の骨や歯から、です。

ですから、白砂糖などを含む甘いものを食べると、
歯からカルシウムが奪われ、虫歯につながります。
骨からカルシウムが奪われ、骨折や骨粗しょう症につながります。

「私は牛乳を飲んでいるから、カルシウムは十分摂ってます」という方、
実は牛乳も血液を酸性にしてしまいますので逆効果。
それに牛乳を飲むと、
体内のカルシウムが出ていってしまうということも
最近よく聞く話です。

さらに、甘いものを摂ると水分が欲しくなりますが、
この水分を尿として排出するときにも、
少しずつカルシウムが出て行ってしまいます。

また、血液が酸性になるとウィルスにもかかりやすくなるそうです。

ちなみに、三温糖などの茶色い砂糖は
白砂糖に比べミネラルなどを含んでおり、
急激に血糖値を上げることはありませんが、
結果として、血液や細胞を弱めてしまうので
マクロではあまりオススメされていません。


それから、血流に入る糖分の多くは、
肝臓でグリコーゲンという形で必要なときまで貯蔵されます。
しかしその許容量は50g。
それを越えると、脂肪酸となって血中に行き、
体のあまり活動的でない場所に貯まります。
例えば、お尻、太もも、お腹など・・・ついには肥満につながります。

また白砂糖などは極陰性なので、
体の表面(陰性)などに現れやすいです。

そのため体に蓄積された糖分や脂肪を皮膚から排泄しようと
アトピーや皮膚アレルギーが出ることがあります。

ですから、白砂糖はなるべく遠ざけ、強い血液を保ちたいものですね。
はあ~白砂糖ってほんと恐ろしい。
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by shellpink42 | 2007-06-05 01:20 | macrobiotic

白砂糖を摂らない理由 4   

さて、しばらく間があきましたが
白砂糖についてもう少し詳しく見てみましょう。

糖分は炭水化物ですね。
白砂糖は特に単純炭水化物(単糖類)に属します。
白砂糖以外の単純炭水化物には、果物、はちみつなどがあり、
どれも「強い甘さ」を持っています。

それに対して、「穏やかな甘さ」を持つのが、複合炭水化物(多糖類)です。
複合炭水化物は玄米などの全粒穀物、
野菜、海藻、豆類、種子、ナッツなどに含まれています。

この単純炭水化物と複合炭水化物は、
体の中に入ると違う作用をもたらします。

まず、単純炭水化物は、その構造が「単」純ですので
体に入ると、すぐに分解され、あっという間に血液中に入ってしまいます。
そうなると、血液は酸性過多となり、血糖値も急激に上昇します。

酸性とアルカリ性を陰陽で見ると、
酸性が陰性、アルカリ性が陽性です。

血液が急激に酸性過多(陰性)になり、血糖値が上がったことにより、
すい臓はあわてて血糖値を下げるインスリン(陽性)を分泌します。
すると血糖値は下がり・・・と、これでいいように思いますが、その先があります。

インスリンのおかげで血糖値は下がりましたが、
これも急いで大量にインスリンを分泌したので血糖値は急激に下がってしまいました。
血糖値が下がりすぎ(陽性)てしまったので、
今度は逆に上げる必要が出てきます。

そのため今度は、すい臓は血糖値を上げるグルカゴン(陰性)を分泌します。
これも急いで大量に分泌するので、急激に血糖値は上がります。
するとまた上がりすぎて、すい臓はまたインスリンを急激に分泌し・・・

と、いつまでも同じことの繰り返し。

この間の血糖値を見ると急激な上昇と下降を繰り返し、
まるでジェットコースター状態です。

そして、その度にすい臓は
インスリンやグルカゴンを交互に分泌しているので、
とても負担がかかります。

ちなみに、皆さんもよくご存知の糖尿病は
すい臓がこのインスリンをうまく分泌できない病気です。
血液中の過剰な糖を処理できないため、尿中に糖が出てしまうのです。

反対に、すい臓がグルカゴンをうまく分泌できないのが低血糖症です。
(低血糖症については後ほどまた詳しく説明するとして・・・。)

自分で血糖値を上げるグルカゴンを分泌できないため、
血糖値を上げる甘いもの(陰性)が無性に欲しくなり、
チョコレートやケーキ、ジュースなどの甘いお菓子に手が伸びます。

チョコレートやケーキ、ジュース・・・
周囲で売られているこれらのお菓子、もちろん白砂糖たっぷりですね。
さあ、また血糖値のジェットコースターに乗ってしまいましたよ。


さて、このように白砂糖を含むお菓子などの単純炭水化物は
急速にその糖分が体に吸収されるため、血糖値をはね上げてしまいます。

しかし、ゆっくりと体に吸収され、穏やかに血糖値を上げるのが
先にあげた複合炭水化物(多糖類)です。
複合炭水化物はその構造が「複」雑なのでゆっくりと消化吸収されます。
複合炭水化物は口の唾液、胃の胃液、すい臓のすい液、腸の腸液によって
徐々に分解されながら、持続的にエネルギーを供給し、
ゆっくり血液に入ります。
そのため血液は弱アルカリ性に保たれます。

特に玄米はインスリン分泌のスピードとほぼ一致するので
急激に血糖値が下がるということがありません。

玄米と白米と白砂糖で、糖分の吸収スピードを比べたとき、
玄米が一番ゆっくりと吸収され、白砂糖はあっという間、
白米はその中間とのことです。

白砂糖を使わない穏やかな甘みのおやつを扱うお店が
もっと増えたら・・・と働いているときよく思いました。
(結局周りにそんなお店はなかったので、
私も時々甘~いお菓子を食べてしまい、
ジェットコースターに乗ってしまったことは数知れず^^;)

今では白砂糖を使わないマクロビスイーツをよく作るようになりましたが、
普段は玄米おにぎりをおやつによく食べています。
慣れてみると、この玄米おにぎりがお腹も満足して
何より甘くておいしいです。

でも世の中にはまだまだ白砂糖がいっぱいですね。
はあ~白砂糖ってほんとに恐ろしい。
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by shellpink42 | 2007-06-03 06:59 | macrobiotic