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白砂糖を摂らない理由 5   

前回の記事で、白砂糖などの単純炭水化物を摂ると
血液が酸性過多になってしまう・・・という話をしました。

さて、血液が酸性になると、他にはどんなことが起こるのか。

白砂糖などの単純炭水化物を摂ると、
それがあっという間に血液に入りますので、
血液が薄まり、弱い血液となり、
その結果、その血液から栄養をもらう細胞も弱くなります。

酸性に傾いてしまった血液を中和するために、
体は体内に貯蔵していたミネラルを動員します。
さて、どこから動員するのか?
もちろんミネラルの宝庫である自分の骨や歯から、です。

ですから、白砂糖などを含む甘いものを食べると、
歯からカルシウムが奪われ、虫歯につながります。
骨からカルシウムが奪われ、骨折や骨粗しょう症につながります。

「私は牛乳を飲んでいるから、カルシウムは十分摂ってます」という方、
実は牛乳も血液を酸性にしてしまいますので逆効果。
それに牛乳を飲むと、
体内のカルシウムが出ていってしまうということも
最近よく聞く話です。

さらに、甘いものを摂ると水分が欲しくなりますが、
この水分を尿として排出するときにも、
少しずつカルシウムが出て行ってしまいます。

また、血液が酸性になるとウィルスにもかかりやすくなるそうです。

ちなみに、三温糖などの茶色い砂糖は
白砂糖に比べミネラルなどを含んでおり、
急激に血糖値を上げることはありませんが、
結果として、血液や細胞を弱めてしまうので
マクロではあまりオススメされていません。


それから、血流に入る糖分の多くは、
肝臓でグリコーゲンという形で必要なときまで貯蔵されます。
しかしその許容量は50g。
それを越えると、脂肪酸となって血中に行き、
体のあまり活動的でない場所に貯まります。
例えば、お尻、太もも、お腹など・・・ついには肥満につながります。

また白砂糖などは極陰性なので、
体の表面(陰性)などに現れやすいです。

そのため体に蓄積された糖分や脂肪を皮膚から排泄しようと
アトピーや皮膚アレルギーが出ることがあります。

ですから、白砂糖はなるべく遠ざけ、強い血液を保ちたいものですね。
はあ~白砂糖ってほんと恐ろしい。

by shellpink42 | 2007-06-05 01:20 | macrobiotic

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